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品川歴史館で資料展「品川用水」 あんきょとなった旧用水路を解説

「品川歴史館」外観

「品川歴史館」外観

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 資料展「品川用水」が現在、品川歴史館(品川区大井6、TEL 03-3777-4060)で開催されている。

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 1667年に江戸幕府の許可を得て、1669年に完成した品川用水。現在の品川区エリアの田畑を耕すための農業用水として利用されていた。その後は都市化に伴い、工業用水路、生活排水路として用途が変化。1948(昭和23)年に管理が三鷹町(現在の三鷹市)に移ったことにより、品川区内での役割を終えた。

 同展では、江戸時代から1963(昭和38)年に用水が埋め立てられるまでの資料として、三田用水普通水利組合文書を中心とした古文書や、暗渠(あんきょ)工事の写真パネルなどを展示する。

 同館スタッフは「研究目的のほか、まち歩きや地下水路が好きな方が足を運んでいる印象。品川用水にはまだ研究途中で分かっていないこともあり、引き続き取り組んでいきたい」と話す。

 2月26日、3月13日は、同館2階講堂で学芸員による展示解説(15時~15時30分)を行う。定員は先着50人。

 開催時間は9時~17時。月曜休館。観覧料は、一般=100円、小・中学生=50円。70歳以上の人、障害のある人、品川区立・区内在住の小中学生は無料。3月13日まで。新型コロナウイルス感染症の対策として、来場者にはマスク着用、手指消毒、検温をお願いする。

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