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東五反田にソウルバー「バーアリオリ」 11年半の営業経て恵比寿から移転

スタッフの若林さんと小野田さん(右)

スタッフの若林さんと小野田さん(右)

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 五反田駅東口エリアのソニー通り沿いに、ソウルミュージックバー「Soul Music BAR Ali-Ollie!!!!(ソウル ミュージック バー アリオリ)」(品川区東五反田1、TEL 03-6277-4418)がオープンして約2カ月がたった。運営はザイモクザプロダクション(渋谷区)。

店内の様子

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 2005年8月に恵比寿で開業した同店。入居していたビルの取り壊しに伴い今年3月、東五反田に移転した。店舗面積は約10坪、席数は21席。

 店内の音楽は、アナログレコードを中心に1960~80年代のソウルミュージックを選曲。レコードは約2000枚、CDは約4000枚を常時ストックしているという。カウンター奥には、アメリカを代表するR&Bボーカル・グループ「テンプテーションズ」のリードシンガーとして活躍したアリ・オリ・ウッドソンさんのサインも。

 移転の経緯について、マスターの小野田淳夫さんは「11年以上ソウルバーを営業してきて、仕事帰りに音楽を楽しむビジネスマンが増えていると感じていた。この立地なら大崎エリアのビジネスマンや五反田の近隣住民の方など、より多くの方に店を利用してもらえるのではないかと思った」と話す。

 「店内の椅子や壁の布材、照明などは移転前から使っていたもの。内装の雰囲気はなるべく変えないように心掛けた。営業時間はオープン前に周辺を視察して、1時間前倒しにした」(小野田さん)。

 アルコールメニューは、スタッフの出身地である岩手県のクラフトビール「べアレン・クラシック」や秋田県のふじりんごジュースを使った「角りんご」(以上850円)、宮城県限定発売のウイスキー「伊達」(1,100円)などを提供する。そのほか、レコードや曲名にちなんだオリジナルカクテル「ラムゼイ・ルイス」「セカンド・ウインド」(以上1,000円)なども。カクテルは100種類以上のバリエーションを用意する。

 フードメニューは、「横手やきそば」(900円)や「ゴルゴンゾーラとはちみつのピザ」「オイルサーディン ガーリック風味」(以上850円)、「レーズンバター」(600円)などを提供する。チャージ料は700円。

 「有名な曲も無名な曲もバランスよくセレクトしている。マニアックな音楽話はほどほどに、ソウルミュージックの知識がない人が来ても楽しめる店にしたい」と小野田さん。「出張中のビジネスマンや、看板を見てフラッと立ち寄る女性のおひとりさまなど、この立地だから出会えるお客さまも多い。いつでも気軽に立ち寄りやすい店として認知してもらえれば」とほほ笑む。

 営業時間は19時~翌2時。日曜定休。

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