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西大井にカフェバー「植物飲食園スワンピー」 好きなものを語る「沼会」歓迎

店主のTOMOさん(左)と店長のTAMAさん

店主のTOMOさん(左)と店長のTAMAさん

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 カフェバー「植物飲食園スワンピー」(品川区二葉3、TEL 03-6673-4373)が11月1日、西大井駅近くにオープンした。

「植物飲食園スワンピー」店内

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 店舗面積は屋上を合わせて約13坪。席数は、カウンター=7席、座敷=4席、屋上のテラス=7席。3階建て賃貸マンション「フタバソウ」の301号室を改装して利用する。同マンションは、借り受けた部屋を店舗として利用できる。

 店内には、店主のTOMO(とも)さんが趣味で収集してきた塊根(かいこん)植物を50株以上ディスプレイする。塊根植物は、幹や茎、根が膨れた形状の多肉植物を指す。

 TOMOさんは西大井在住。映像制作会社の取締役を務め、飲食店の経営は初めて。開店の経緯について、「かっこいい建物だなと同マンションに興味を持っていた。301号室は屋上付きで植物にとって良い環境。近所に酒場が少ないこともあり、植物を眺めながらお酒を飲める店にしようと考えた」と話す。「西大井が好きで、自分が好きな店を作ってお客さんと交流できたら楽しいと思った」とも。

 店名は、英語のswamp(スワンプ、沼)が由来。同店では、沼にはまるように何かに熱中している人が、好きなものを語ったり交流したりできる「沼会」の開催を歓迎するという。「コミュニティーを作るのがお店の目的。ここでのイベントをきっかけに友達ができるような場所にしていきたい。やりたい沼会があったらぜひ相談してもらえたら」とTOMOさん。これまでに、映画について語る会やヨガなどを開催したという。

 フードメニューは、「スワンピーカレー」(1,000円)や、辛みを利かせたケチャップソースの「スパイシー・バッファローチキン」(700円)、「フレーバー・フライドポテト」(ゆかり、ごま塩、塩こんぶ、各600円)、自家製アイスクリーム(シングル=400円、ダブル=700円)などを提供する。

 ドリンクメニューは、海外産のクラフトビール(900円~)約20種類やハイボール(550円)、「漬け込みレモンサワー」(700円)、グラスワイン、ウーロンハイ、コーヒー、チャイ(以上500円)など。「ボンボンジュース」など韓国の缶ジュース(400円)も用意する。

 TOMOさんは「さまざまな沼会を開催し、いろいろな人が出入りする開かれた場所にしたい。入りにくい印象を持たれがちだが、友達との待ち合わせなど気軽な利用も歓迎」と呼びかける。

 営業時間は14時~22時(土曜・日曜は12時から、日曜は21時まで)。月曜・木曜定休。

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