大井町駅からほど近い大井町駅前中央通りと周辺エリアで8月29日・30日、「大井どんたく」「大井フェスタ」が開催される。

（昨年の「大井どんたく」の様子。

　大井どんたくは今年で55回目を迎える盆踊り。1953（昭和28）年に阪急商業開発（大阪市北区）が運営する大井阪急百貨店（現「阪急大井町デイリーショッパーズ」、昨年3月建て替えのため閉館）が大井東地区の活性化のために始めた。その後、同社による運営が難しくなったため商店街が中心となりイベントを継続してきた。

　大井フェスタは、大井町を1日楽しむイベントとして昨年からスタート。29日は大日本プロレス、大道芸、30日はミャンマー、インドネシア、コロンビアなど品川区内にある大使館などによる国際交流フェア、品川近郊5つのホテルによるホテルビレッジ、大井権現太鼓などの音楽と踊りのイベントなどが開催されるほか、両日ともに地元大井の味が楽しめる大井屋台村やフリーマーケットが出店する。

　現在同イベントの総合企画を行うのは、大井町の活性化のために昨年設立されたNPO法人「まちづくり大井」（品川区東大井5、TEL 03-3471-9740）。同NPO事務局長の加藤雅之さんは「昨年の来場者数は1日約1万2,000人。高円寺の阿波踊りなどに比べると規模が小さいが、イベント会場の場所を広げて大井が誇れる夏のイベントとなれば。今後の目標来場者数はトータルで3万人～4万人」と話す。

　開催時間は11時～20時（各イベントにより異なる）。