東京都中央卸売市場食肉市場（港区港南2）で10月20日・21日、「東京食肉市場まつり」が開催される。今年で31回目。

　同イベントは、「年に一度のお肉のフェスティバル」と銘打ち、普段は入ることのできない卸売市場を一般向けに開放している。毎年「推奨銘柄牛」を設定し、今年は「やまがたの和牛」。昨年は約2万5000人の来場者でにぎわった。

　目玉は国産の牛・豚肉の無料試食会。今年は土日合わせて、「やまがたの和牛しゃぶしゃぶ」と「モツ煮込み」を約8000人分、「銘柄豚のとんかつ・焼肉」は約2000人分を振る舞う。提供時間は両日共、10時～、13時～（品切れ次第終了）。

　場内では、「やまがたの和牛」や国内産牛豚肉、食肉加工品も販売する。「山形県物産販売コーナー」や、「“気合と笑顔”やまがた食のサポーター」を務める浜口京子さんとアニマル浜口さんによる親子トークショー、「特命戦隊ゴーバスターズ」のキャラクターショーも実施する。

　同実行委員会の藁谷友治さんは、「昨年は震災の影響もあり自粛モードだった。さらに、雨が降ったこともあって、少し元気のないイベントになってしまった感がある。今年は例年通りおいしい肉を食しつつ、オリンピック選手である浜口さんのトークショーや子ども向けのショーなど、エンターテインメント企画にも力を入れている。より多くの人に来てもらいたい」と話す。

　開催時間は10時～16時（21日は15時まで）。