Mozilla Japan（千代田区）は6月26日、ウェブブラウザ「Firefox3」の公開を記念してグランドプリンス新高輪（港区高輪3）でリリースパーティーを行った。

　パーティーは、同ブラウザを利用しているユーザーを中心に、ウェブ開発者、アドオン作者などを招待。ウェブサイトで事前申し込みを行った約250人が参加した。

　プレゼンテーションでは、Firefox3のリリースから現在までのダウンロード数やこれまでのFirefoxについての歴史を紹介。入場時には抽選券を配布し、MozillaオリジナルTシャツやディバック、マスコットキャラクター「フォクすけ」のぬいぐるみなどを贈呈する抽選会を行った。抽選番号が発表され、当選者が登壇するたびに歓声が上がった。

　米国Mozilla CorpのCEO、John Lillyさんは「これからも世界中の人々が参加していくことによって世の中を変えていきたい。国境を越えていろいろな取り組みをしていく予定」と話した。

　Firefox3はFirefox2のリリースから約3年の開発期間を経て、6月17日に公開された。正式リリース後24時間以内のダウンロード数は当初500万ダウンロードと予想されていたが、予想を大幅に超えた800万ダウンロードを記録した。

　Firefox3.1のリリースは2008年秋の予定で、コードネームは「SHIRETOKO（知床）」。

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