「bb.q（ビービーキュー） オリーブチキンカフェ 青物横丁店」（品川区南品川2、TEL 050-1865-0674）が京急本線青物横丁駅近くにオープンして3カ月がたった。経営はワタミ（大田区）。

レジカウンター

　1995年に韓国で創業した同ブランドは世界25カ国で2500店以上を展開する。国内では関東圏を中心に、ワタミ直営とフランチャイズ合わせて21店が営業している。

　店舗面積は35坪。席数は17席。有人レジのほかタッチパネル式の無人レジ2台を設置し、事前のネット注文にも対応する。

　同エリアでの開店経緯について、オリーブチキン営業部の小泉優部長は「品川駅に近く、都市生活者をターゲット層に想定した」と話す。

　フードメニューの「オリーブチキン」（290円）はエキストラバージンオリーブオイルとソイオイルを配合した油で揚げる。「ヤンニョムチキン」（350円）には、ケチャップやコチュジャン、ブルーチーズ、梅干しなどを使ったソースを絡める。

　骨のないささ身を使う「オリーブチキンフィンガー」（3本＝350円、10本＝990円）、一口サイズの「ポップチキン」（300グラム＝890円）、もちもちとした生地でチーズを包むという「チーズボール」（3個＝380円）、キッズコンボ（490円）なども提供する。

　「オリーブチキンバーガー」「ヤンニョムチキンバーガー」（以上390円、セット＝790円）などのバーガーや、「オリーブチキンカレー」「麻辣（マーラー）ホットチキンライス」（以上690円、セット＝890円）などのライスメニュー、「メキシカンチキンサラダ」「マスカルポーネフルーツサラダ」、チキンの種類やドレッシングなどを選べる「カスタムサラダ」（以上590円、セット＝790円）なども用意する。

　ドリンクメニューは、日本独自商品の「生搾りレモネード」のほか、「すりおろしジンジャーエール」、「ペプシゼロ」（以上290円～）、アラビカ豆を使うコーヒー（以上220円～）、カールスバーグ、チャミスルレモネード（以上450円）などをそろえる。

　「チキンの切り分けや揚げた後の肉の処理など、調理場での一手間がおいしさにつながっている」と小泉さん。「ランチタイムは近隣で働く会社員でにぎわっている。今後は店舗数を増やし、全国に展開していきたい」と意気込む。

　営業時間は10時～22時。新型コロナウイルス感染症の対策として入り口に消毒液を設置し、スタッフはマスクを着用する。