五反田のゆうぽうとホール（品川区西五反田8、TEL 03-3490-5111）で4月14日、「北島三郎 特別公演 制作発表」が行われ、北島三郎さんや濱野健品川区長らが出席した。

北島三郎さんと品川区長

　同公演は、北島三郎さんが2008年に閉館した新宿コマ劇場で座長公演を行って以来、梅田コマ劇場や博多座などを経て公演回数4,000回を記録。4001回目からの公演を五反田の多目的ホール「ゆうぽうと」で上演する。

　制作発表会の場で北島さんの隣に座った濱野区長は、「スターの隣で緊張している。品川区では今年の8月から9月にかけて、コンサートやダンスの発表会などを行う『区民芸術祭』を開催する予定。北島さんの公演がそのプレイベントとして、五反田の活性化に寄与することを願う」と期待を寄せる。

　内容は、「幡随院長兵衛」と「ヒットパレード 北島三郎、魂（こころ）の唄を…」の2部構成。江戸時代初期を舞台にした「幡随院長兵衛」は今公演で6回目となる。共演者は星由里子さん、目黒祐樹さん、北島さんの三女・水町レイコさんなど。

　北島さんは「コマ劇場には長年にわたり自分の歌が染みこんでいて愛着もあったが、新しい劇場にはまた新たに作り上げる期待感がある。ゆうぽうとは初めての公演だが、ご来場いただく方々に喜んでいただけるよう精いっぱい頑張りたい。皆さんに元気になっていただき、区長から感謝状をもらって帰りたい」と笑う。

　公演は6月11日～7月10日。観劇料は、S席＝1万3,000円、A席＝1万1,000円、B席＝6,000円。チケットは4月20日より、電話予約・インターネットなどで販売する。

　7月1日は品川区民を対象とした「特別優待日」。観劇料がS席＝8,000円、A席＝6,000円、B席＝4,000円となり、4月24日より前売りを始める。