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品川に内部被ばく検査施設、2カ月で530人測定-0~14歳が最多

御殿山トラストセンター内の「放射能プレミアムドックセンター」。内部被ばく検査の様子

御殿山トラストセンター内の「放射能プレミアムドックセンター」。内部被ばく検査の様子

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 品川の御殿山トラストセンター(品川区北品川4)内に被ばく検査施設「放射能プレミアムドックセンター」(TEL 03-5795-1840)がオープンして間もなく2カ月を迎える。

甲状腺被ばく検査の様子

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 運営は、医療機器や各種分析機器などのIT保守業務を行う日本サード・パーティ(同)。放射能への漠然とした不安を解消することを目的に、チェルノブイリ原発事故の被ばく国であるベラルーシ共和国で開発された検査機器を導入し、内部被ばく検査を行っている。

 センター内には、内部被ばく検査機器の「椅子型ホールボディカウンター」、甲状腺被ばく検査用の「甲状腺モニター」、食品汚染を検査する「ガンマ線食品スクリーニングモニター」をそれぞれ1台ずつ設置。内部被ばく検査でセシウム134・137とカリウム40、甲状腺被ばく検査はヨウ素131・133、食品汚染検査ではセシウム134・137、カリウム40、ヨウ素131を測定できる。各検査時間は、内部被ばく検査=約10分、甲状腺被ばく検査=約5分、食品検査時間=約30分。

 1月16日のオープン以後、約530人(3月8日現在)が検査に訪れた。年齢別の割合は「0歳~14歳」の33%が最も多く、「30歳~39歳」の30%、「40歳~49歳」の22%が続く。同施設の佐伯康雄さんは「利用者の多くは子どもの安全を確かめに来る人が多い。そのため、乳幼児や小さなお子さまとその親御さん、現在妊娠中の女性が大半を占める」と話す。測定結果は、年齢・性別などには左右されないという。

 検査データは、個別に持ち帰ることができるだけでなく、放射能ドックカルテ上に履歴が残る。放射能ドッグ検査結果データとして蓄積・一元管理することで、総合的・継続的健康管理に役立てる。

 「花粉に付着した放射性物質や摂取した食品などで体内の被ばく状況は変わることがある。一度受けたから大丈夫ではなく、定期的に検査を受けることを勧めている」と佐伯さん。今後については、「3月17日は仙台、24日はいわき、31日は郡山に新しい被ばく検査のセンターがオープンする。震災から1年という節目に、復興の道のりを振り返るだけでなく、放射線量を定期的に測定する体制作りを整えていくことが必要」とも。

 営業時間は10時~17時。一般検査料金は、内部被ばく検査と甲状腺被ばく検査はそれぞれ1万2,600円、バリューセット(内部、甲状腺)は2万3,100円、食品汚染検査は3,000円。完全予約制。

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