白金台・プラチナ通り沿いにフランス料理店「Villeneuve TOKYO 白金台」（港区白金台5、TEL 03-6721-6718）がオープンし2カ月以上がたった。店舗面積は15坪で、席数は24席。

「Villeneuve TOKYO 白金台」の外観

　経営はIT、コンサルティング業務を手掛けるイエルバ・ブエナ（港区南青山）。飲食事業に進出したきっかけは、「社長が、友人たちと気軽に集まれる場所を作りたかったから」とマネジャーの星野潤さん。「料理とお酒を気軽に楽しんでもらうためにあえてコースは用意せず、ディナーは全てアラカルトで提供している。プラチナ通りにはカジュアルに楽しめるフレンチが少なく、ニーズがあると感じた」（星野さん）。客単価は昼が約2,500円、夜が約6,000円。

　前菜は「新ジャガとトマトのファルシ」（900円）、「パテ ド カンパーニュ」（1,500円）、「和牛のカルパッチョ仕立て」（1,800円）など。メーンは日替わりで、「フォアグラのコロッケ」（900円）、「とろける 牛肉の赤ワイン煮込み」（2,000円）、「仏産 鴨もも肉のコンフィ」「たっぷり野菜の和牛ロースト」（以上2,600円）などを用意する。

　アルコールは月替わりで、スペインのビール「エクスポート」（900円）、シャンパン「ボーモン・デ・クレイエール」（6,500円）、白ワイン「セギノ・シャブリ2009」（グラス1,500円）など。

　ランチは、パスタランチ（1,800円）、ランチコース（3,200円）を提供する。

　「客層は、地元の富裕層からビジネスマン、女子会参加者までさまざま。当初予想していたよりも幅広い年代の利用があり、手応えを感じている」と星野さん。今後について「レストランの営業後にバー営業してほしいとの要望が多く、検討中。サンドイッチのデリバリーや車での移動販売などにも着手している。新たなニーズを探っていければ」と意気込む。

　営業時間は、11時30分～15時、18時～23時。土曜・日曜定休（毎月最終土曜を除く）。デリバリーと移動販売の場所・時間は、フェイスブックページとツイッターで情報を公開している。