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武蔵小山にバターミルクフライドチキン専門店「ラッキーロッキーチキン」 ロイホ系列の新業態

「Lucky Rocky Chicken」のスタッフ

「Lucky Rocky Chicken」のスタッフ

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 バターミルクフライドチキン専門店「Lucky Rocky Chicken(ラッキーロッキーチキン)」(品川区荏原3、TEL 03-3785-3155)が5月29日、武蔵小山商店街パルムにオープンした。運営はロイヤルホールディングスの外食事業を担うロイヤルフードサービス(世田谷区)。

「Lucky Rocky Chicken」の外観

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 「ロイヤルホスト」、「天丼てんや」、「シズラー」、「シェーキーズ」などを展開する同社の新業態1号店。店舗面積は約12坪、席数は12席。全席禁煙。

 同社担当部長の石川敦さんは、「コロナ禍で、テークアウトやデリバリーに強いファストフード業界は好調だが、レストランなどの外食産業は厳しい状況。私たちも中食産業へ新たに参入する必要があると考えた。武蔵小山商店街パルムは日本有数のアーケード商店街。地域の人でにぎわうエリアなので、1店舗目の開店に踏み切った」と話す。

 フードメニューの「バターミルクフライドチキン」(1ピース=300円)は、ヨーグルトやスパイスなどで作ったバターミルク液に国産鶏むね肉を一晩漬け込む。12 種類のオリジナルスパイスやハーブをまぶした衣で揚げ、ザクザクとした食感が特徴だという。「アメリカでは、幸福感を与える懐かしい味の『コンフォートフード』として知られる料理。バターミルク液に漬け込むことで、鶏むね肉が柔らかくしっとりする」と石川さん。

 看板商品のハンバーガーメニューは、フレッシュパクチーやハラペーニョなどが入った「ビネグレットキャベツサラダ」と「バターミルクフライドチキン」をバンズで挟む「オリジナル」(単品=500円、セット=800円)。「チーズ(コルビージャック)」や「エッグタルタル」(以上単品=650円、セット=950円)も。セットには、ポテトとドリンク(Rサイズ)が付く。

 サイドメニューは、「バターミルクフライドチキンサラダ」(500円)、単品の「ビネグレットキャベツサラダ」、「フライドポテト」(以上280円)などを用意する。

 ドリンクメニューは、9 種類のスパイスと 3 種類のかんきつ類などを使った自社開発の「オリジナルクラフトコーラ」(R=280円、L=320円)のほか、「コカ・コーラ」、「コカ・コーラ・ゼロ」、ジンジャーエール、オレンジジュース、ウーロン茶、アイスコーヒー、アイスティー(以上R=200円、L=240円)、コーヒー(R=200円)、カフェラテ(R=280円)など。想定客単価は675円。

 石川さんは「バターミルクフライドチキン専門店は、まだまだ日本に少ない業態。新しいおいしさを多くの人に知ってもらうべく広めていきたい。ランチや軽食だけでなく、夕食のおかずやおつまみなど、さまざまなシーンで楽しんで」とほほ笑む。

 営業時間は10時~20時。デリバリーは19時30分、テークアウトは19時45分まで受け付ける。新型コロナウイルス感染症対策として、スタッフはマスクを着用し、店内の二酸化炭素濃度を計測。注文カウンターと店内にアルコール消毒液を設置し、各席にアクリル板を設ける。

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