ポールダンス専門スタジオ「UMBER（アンバー）」（品川区大井1、TEL 03-6303-7250）が大井町駅近くにオープンして3カ月がたった。運営はRUBY（ルビー）。

「UMBER」の外観

　同スタジオは、「大井町皮フ科形成外科」向かいの立体駐車場を改装した。1階には、受付やパウダールーム、12個のロッカーを設置するロッカールーム、2台のシャワールームなどを設置。地下1階には、シャンデリアを備えたAスタジオ（70.9平方メートル、ポール高4.5メートル）、Bスタジオ（51.3平方メートル、ポール高3.5メートル）、Cスタジオ（13.9平米、ポール高4メートル）を用意する。

　ポールダンスは、地面に垂直のポール（金属棒）上で、柔軟性や筋力を生かした技を音楽に合わせて披露する。社長の荻山麻衣子さんは、ポールダンススタジオで講師経験を積み、今回の独立に至ったという。

　「14～15年前から、都内にポールダンスのスタジオが登場し始めた。発表会など輝ける場を持つことで、自分の新たな一面を見つけられる女性の習い事として広がりを見せたのでは」と荻山さん。「ポールを設置するには天井の高さが必要。駅から近く、条件に合った物件が見つかり、大井町での開店を決めた」とも。

　レッスンメニューは、フィットネスプログラムを組む「Pole Fit（ポールフィット）」や、基礎から技を磨く「Pole Trick（ポールトリック）」など。クラスによっては入門者、初級者、中級者、上級者向けに分かれる。

　利用は会員制。料金は、通常レッスンに加えて練習の通い放題ができる月額プランを用意する。PERSONALプラン＝3万6,000円、UNLIMITEDプラン＝2万4,000円、DAYTIME・NIGHT・WEEKENDプラン＝2万1,000円など。KIDSうさぎメンバー＝1万2,000円や、追加レッスンチケット（1回＝2,000円～）も。入会前にはトライアルレッスンを設ける。

　現在の利用者は40代が中心で、遠方からの利用希望も。「シャンデリアがあり、ショーや発表会にも活用できる施設の広さが人気の秘訣（ひけつ）」と荻山さん。「今後はユーチューブなどいろいろなコンテンツで情報発信していきたい。興味のある方はトライアルからぜひチャレンジして」とほほ笑む。

　営業時間は9時～21時。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、入り口にアルコール消毒液を設置。1日2回、フロア全体を清掃・消毒し、ポールはレッスンごとに消毒する。地下設備は空気を循環させる換気扇をつける。スタッフは体温測定後、出勤する。