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三田にかき氷とラーメン「雲のきれま」 100日限定営業で

「雲のきれま」外観

「雲のきれま」外観

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 100日限定営業のかき氷とラーメンの店「雲のきれま」(港区芝2)が6月10日、三田エリアの芝商店会にオープンした。運営はかき氷店「Tokyo ShaveIce necogoori(トーキョー シェイブアイス ネコゴオリ)」(品川区南大井6)を経営する矢嶋純さん。

かき氷「マンゴー」

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 矢嶋さんは「Homemade Ramen 麦苗(ホームメイド ラーメン むぎなえ)」(同)で勤務していた経歴を持つ。2019年に同店隣に「ネコゴオリ」をオープンし、2021年には夏季限定で西麻布に出店していた。

 開店の経緯について矢嶋さんは「ラーメンとかき氷を両方提供するカフェ感覚の店をつくりたいと思ったのがきっかけ。場所や設備などの都合上、今回も期間限定店になった」と話す。

 店名の由来について「雲をふわふわのかき氷、太陽の光をラーメンの麺に見立てて名付けた。現れては消えるはかないイメージも、限定出店のイメージに合っているのでは」と矢嶋さん。

 場所は「極厚ポークステーキ ポクポク田町店」跡をDIYで改装して利用する。店舗面積は約10坪。座席はカウンター7席、テーブル4席。

 コンセプトに「老若男女問わずに食べられる体に優しい味」を掲げる。ラーメンはオイルを少なくし、化学調味料を使わない。香川産の「伊吹いりこ」をベースに3種類のいりこをブレンドしてだしを取り、手もみの平打ち縮れ麺を使った「いりこラーメン(しょうゆ・塩)」(レギュラー=1,000円、ハーフ=800円)を用意する。

 かき氷は時期によって種類を入れ替える。数日かけて凍らせた純氷(じゅんぴょう)を削り、トッピングのシロップや練乳は「ネコゴオリ」と同じ自家製のものを使う。熊本県産の肥後グリーンを使った「メロン」やミルク練乳氷に佐賀県産マンゴー果肉を使った「マンゴー」、「いちごミルクとハスカップ」、チーズソースがかかった「はすかっぷちぃ」、「いちごレアちぃ」(以上、レギュラー=1,500円、スモール=1,200円)などを提供する。ラーメンとかき氷がセットになった「麺と氷レギュラーセット」(2,450円)も。

 ドリンクメニューはウーロン茶(200円)や「ビール(ハートランド)」(500円)、「日本酒(鍋島・光栄菊)」(各500円)をそろえる。

 「ラーメンもかき氷も本気で作っているので、両方食べてみてほしい」と矢嶋さん。「来年はより広い場所に再オープンする予定。将来的には、この業態で海外進出も目指している」と意気込む。

 営業時間は11時~21時。9月30日までを予定する。新型コロナウイルス感染症の対策として、店内を換気するほか、各席にアクリル板、入り口に消毒液を設置し、スタッフはマスクを着用する。

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