東急池上線五反田～大崎広小路間の高架下にあるグルメ横丁「五反田桜小路」（品川区西五反田1、TEL 03-6417-9630）に「初代 田中餃子」がオープンして3カ月がたった。

「初代 田中餃子」の店内

　オーナーの田中一久さんは、中華料理を提供する飲食業に20年以上携わってきた経歴を持つ。田中さんは「高架線下にある飲食街への出店に当たり、中華の店がないため多店と差別化でき、自分の経験も生かせると考えた」と話す。店舗面積は13坪、席数は40席。

　フードメニューは、店内で仕込みから手包みまでを行う「パリパリ羽根つき餃子」（490円）をはじめ、「四川麻婆豆腐」（750円）、「本場の大鶏排（ジーパイ）」（880円）、「濃厚担々?」（980円）、「よだれ鶏」（490円）などを提供する。

　ランチタイムは、限定10食「ワンコインランチ（ご飯、スープ付き）」（500円）、「田中の手作り餃子定食」（780円）、「から揚げ定食」、「台湾名物！ルーロー飯」（以上750円）など8種類のメニューをそろえる。

　ドリンクメニューは、生ビール（500円）、陸ハイボール（440円）、生レモンサワー（550円）、焼酎、果実酒（以上、550円）などを用意する。

　「コロナ禍の出店となり、いつになれば通常通り酒類が提供できるようになるのか分からない状況。お酒がなくても手作りのおいしい料理を楽しめる店にしたい」と田中さん。「まずはこの店が繁盛できるよう努め、ゆくゆくは店舗を増やしていきたい」と笑顔を見せる。

　営業時間は、11時～15時、16時～20時。新型コロナウイルス感染症対策として、アルコール消毒、マスクの常時着用、店内換気などを行う。