品川駅のホーム改良が進み、12月5日からJR山手線と京浜東北線が同一ホームの共用を始めた。

　今回のホーム改良は、2019年11月の品川駅線路切り替え工事以来、停止していた3番線の使用を再開したもの。3番線・4番線ホームを9メートルから13メートルに拡幅し、3番線にはホームドアを設置した。

　山手線外回り（渋谷・新宿方面）ホームは2番線から3番線に変更となった。これまでは京浜東北線（大宮方面）に乗り換える際、階段とコンコースを通ってホームの移動が必要だったが、今後は同一ホームで乗り換えることができる。

　現在、2番線跡のホームドアには山手線に乗車ができない旨の張り紙を掲示している。3番線の発車メロディーは新曲を採用。1番線ホームは山手線内回り（東京・上野方面）専用となった。

　今回の改良によって新3番・4番の乗り換えの利便性が上がり、1番が専用ホームになることから、JR東日本では混雑緩和への効果を期待している。